先日はものすごい嵐でしたね!今日も嵐になるとか!
北風が凄すぎてウチのFIX窓が大きいから
しなりすぎて割れるかと思いヒヤヒヤしました。。
こんな強風でも家自体は微塵も揺れない強度なので安心!
そこで気づいた耐風等級。耐震ではなく耐風です。
耐震等級はほとんどの人が聞いたことがあると思います。
耐震等級とは
「数百年に一度程度発生する地震力に対して倒壊・崩壊等しない程度」
だそうです。。それは阪神大震災を指し、あの地震で倒れない家が最低基準ということです。
本震で倒れなければ人命だけは助かるというレベルの基準なので
余震で倒れる可能性大なので2度と中には戻れない程度に破壊されています。
数百年に一度が20年前に来たから次は死ぬまで来ないんじゃ。。
と、ついつい揚げ足をとるようなことを思ってしまったり!
まぁそこはアバウトに言っとかないと国に責任取れって言ってくる人もいるでしょうし。
今日は耐風等級のお話なので地震はスルーして
耐風等級とは
「500年に一度程度発生する暴風の力に対して倒壊・崩壊しない程度」
これを耐風等級1として、その1.2倍を等級2としています。
これまたアバウトで、風速○○mとかでいいのにそこは完全にスルー。。
耐震の方は震度6強を耐震等級1としている。。
そもそも耐風等級があまり言われないのは
その家ごとで計算した必要な強度基準があり、どちらか厳しい方をクリアすればいいので
大体は耐震の方が厳しいということ。耐震の計算で数字がちゃんと出ていれば耐風もOKになることの方が多く
なので家の形が風に弱そうでなければ耐風を気にしなくても基準を自然とクリアしているとのこと。
我が家は風圧必要壁量の方が異常に多い普通じゃない家?ですから
耐風の必要壁量のが多くて逆でしたが。
がしかし!!
近頃の異常気象は凄まじいですよ。
500年に一度とか数百年に一度とかの基準になってますが
阪神大震災以降に、激甚災害の指定は大なり小なり毎年されています。(指定の緩和があっての)
緩和されているとしても異常なのは間違いない。
怖いのはヤバイ台風とかが来てからの基準見直し。
国交相が定めた耐風計算に使う愛知県の風速は34M
34Mってすごいけどなんだか最近はザラな気がしませんか?
しかも愛知県って区切りもどうかと!大雑把すぎて。。
ちゃんと地形でエリア作って欲しいですよ。
沿岸部は風が強くてあまり止まないから風車とか作るでしょう!山の上とかも!
ヤバイのが来ますよね?多分。。
でも今の基準は昔決めた基準。。
耐震はクリアしていても、地震より凄い台風来たら困る数値が出ている家が
今の新築にはとても多いということ。
風圧必要壁量の計算式が現代には甘いんじゃないかということ!
その計算は国の最低基準だと自覚して
自分の家は自分で守るしかなく、自分が大丈夫と思える基準まで強くすること!
⬆︎計算値に関係ないけど我が家は外周の柱を2本抱き合わせて壁厚を2倍にしています。
計算値で出ないところはお客さまには採用されづらいですけど自分家なので、自分基準!
最強台風と呼ばれるヤツのほうが東海地震より来そうな予感がしているのは私だけ!?
実際先日の嵐で家が揺れた新築の家も多いはず。
我が家は沿岸部で強風がわかりきっているので
基準や計算は完全に無視して私なりの構造にしたわけですが
微塵も揺れません。3年前の直撃台風でも微塵も揺れていません。
それでもさすがに今の新築が台風で「倒壊」までは考えにくいですが
「大破」は十分あり得るんじゃないかと思っています。
「大破」とは再建不可能な倒壊寸前の打撃を受けている状態です。
家の損傷の具合は⬇︎
倒壊→大破→中破→小破→無傷
の5段階に分けられています。
大破なら建て替え、中破でも結構な修理、なので小破で済むのがベター。
ちなみに火災保険で風災が補償されるようになっている保険が多いので助かりますね。
あ!!そういえば最近の火災保険は長期の30年とかは無くなってきています。最長10年。
これは、地球規模で異常が起こっている現代で、30年の契約をするのは危険だと判断しているからです!
民間の任意保険ではもうそんな自衛的な動きを見せ始めている。
強制的な国の基準なんて尚更!はよ!はよ!