建物探訪。

建物探訪。

正月休みが明けてから!ちゃんと休んだのはなんと1日くらい。。

働き者なので!

やっと2日目の休みを取って岐阜に行ってまいりました。

メインは岐阜市中央図書館を観る。「みんなの森ぎふメディアコスモス」

2Fの図書館はこんな感じ⬇︎

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建築に関係ない人でも、いい感じ!落ち着く!素敵!と思えるはず。

それが出せれば建築側はいいんです。

細かな設計上苦労した部分とかこっちの話なんです。

結果論として利用者のお気に入りになることが最終的な使命なんですから。

 

こういうの見るときあんまり先に予習はしません。

予習するとまずそこに目をやってしまいまして

作る側の目線で物事を判断しだします。

それでは!

利用者目線で見ることができないでしょう!

大事なのは利用者目線なんですからね!!

常にその目線で見ていないと

お客さまと話すときも共感を得ることはないでしょう。

どこまで行っても自分が作っているのは「人が住む家」なんですから!

と、ここに見学しにくる住宅の設計士たちに言っておきたい。

 

さて!そんな感じなので

やったらアカンことをやっていてカッコイイだけの建物ならば

吐き捨てて帰ることも多い自分。。

 

ここは見た瞬間興味津々です。

ドイツで見学した建築物を思い出すような気分であちこち細かい部分も見てしまいました。

湾曲した天井はトップライト(天窓)の光を最大限フロアに届けるため。

ランプシェードのような白いレースの天井も湾曲していることでその効果をより高めている。

電球色(黄色の光)は本を読んだりすることには不向きな色で普通は蛍光灯の真っ白が適しています。

真っ白な光の方が目が疲れず明るい。ところが落ち付かず

リラックスとは真反対になってしまうため光の配分が難しい。

なのでこの天井の仕掛けは図書館にとってかなり高得点な解決策と言えるわけですね。

ちゃんと意味のある設計が大好きなので相当好感が持てる建物でした。

コレ自分が勝手に解釈しているだけなので、ここの設計者の意図は全く知りませんので

違っていてもあしからず!

 

そして天井に使われたヒノキの格子組み。

板を反らせながら何層も足していって強度をもたせているのでスッキリしているが

湾曲させたこと以外に興味はない。

ただ使われたヒノキはフィトンチッドという成分を発散させて

ヒトにリラックス効果をもたらすので何層もの格子による表面積の多さで

その発散量も当然多いのだろうとポジティブに高評価。

曲げた集成材を使ってラクな設計していたらボンド臭が勝っていたので

板を何層にもしたことは地味にすごいことです。強度計算も難しかっただろうに!

なんだか偉そうな評論家みたいになってきたけど気にしない!

どうせなら床も木にしてしまえって思ったろうがいろいろあったんでしょう。

明るい床じゃないと暗くなるとか

 

みんなの森っていうほどなので中央がガラス張りの外とかにして

ジャングルにしちゃうなぁ自分だったらとか思いつつ

そんな仕事は来ないのでそれこそ大きなお世話!さーせん!

 

明かりとりにそこまで全力でやっているので

当然、リラックスして寛げる椅子とかも大事

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写真じゃ大きさ分かりづらいけど、かなり大きいベンチでした。

いろんなタイプのスペースがあってそれらも面白い。

一階には畳の座れるスペースとかも。

そしてちょうど今自邸で使うオットマン(足掛け)を探していて

こんなのを発見⬇︎

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面白いなコレ!いいな!

タグを見たら嫌な予感。。

1個49000円

そんなものがこんな無造作に柱に寄せてある。。職員はこれの値段知らねーんだな。。

イタリアのモノで「BALER IITALIA」

誰も座っていなかったものを写真撮りながらゴソゴソやっていたら

近くのおばちゃんが座り心地を確かめに寄ってきた。

価値あるものかと思えばみんな使うのに知らなければ誰も使わないよね。。

もったいない!予算が余ったのか最初はちゃんと別のところにあったのか

価値を知らない偉い職員があっちに寄せとけって言ったのか。。

これではモノがかわいそう!

 

唯一評価できなかったのが本の蔵っていう書庫。

なんであんなことしたのか、コンクリートとガラスで密閉された空間は

本には不向きでしょう?

蔵なんだし、漆喰でやってほしかったなぁ


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